「ただいま」『おかえり』
昨日の夜はあまりよく眠れなかった。
興奮と期待と不安が混ざり合ったようなよくわからない感情がずっと頭の中をぐるぐるしていたから。
2時間程度の睡眠の後、向かったのは最初の国の中国。目的は、0歳から中2までの約14年を過ごした上海に行くこと。ただただ思い出に浸りに行く。
空港までバスで向かって、チェックイン・荷物検査を済ませて搭乗して離陸。
上海に上陸してから入国審査して荷物を受け取り、宿に向かう。
宿への行き方は2択。タクシー4000円で1時間。もしくは、地下鉄70円で2時間。貧乏旅の僕は後者一択。ちなみに宿は元々住んでいたマンションのすぐ近く。
上海の交通機関のほとんどで使える交通カードにお金をチャージして地下鉄に乗り込む。電車に乗るのに順番のかしなんて当たり前の世界。車内では、通話をする人・音を出して動画を見る人が多々。あぁ、懐かしいな、と。
地下鉄を降り、7年ぶりに上海の街中に出た。
その瞬間に、見慣れた光景・におい・音、全てが体に入ってきたのを感じた。いろんな色のタクシーにタイルの剥がれた歩道、車両のクラクションと工事のドリルの音、何かの料理と下水が混ざったような鼻にかかるにおい。
という文章を書いていて、思ったことが一つ。これらの感覚を特別だと感じているな、って。まあ当たり前なんだけど。でも7年前まではこれが当たり前のように生活していたから、特別なんて思うことはまずなかったのに。何かひとつ感覚を失ったような気分。こうゆう当たり前の感覚って異文化理解において大事な要素になってくるんだと思う。
まだ出発して1日目だけれど特別困ったことはないかな。
強いて言うなら日本にスマホの充電器を忘れたこと。だからあと12%で命尽きる。明日どっかに買いに行こう。
あと、上海は政府が規制しててLINE・インスタ・Facebook・ツイッターが使えないこと。連絡はEメールのみって感じ。
あとは原付にひかれた。まあまあ痛い。
ちなみに今は宿。結構快適。お腹空いたしご飯でも食べに行ってこよ。
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